2005-04

仏教メモ

第2回「数珠=珠数=誦珠=念珠」

仏教徒の大切な法具です  今回のテーマは「数珠」です。  珠数は仏に帰依する人、仏教徒にとって身近で大切な法具です。  最近、老若男女とわず幅広く腕輪念誦をされている方を見受けます。  様々な素材で作られた色彩豊かなものが店頭にならべられ、...
花まつり

天上天下唯我独尊

すべてのいのちが素晴らしい  「天上天下 唯我独尊」  お釈迦さまの誕生を象徴している言葉です。  この世に生まれたものは、それぞれに代えることのできない尊い命を持っています。  自分にとって大事な命、それは他の人にとっても同じ事、互いにそ...
花まつり

「花まつり」にまつわるエトセトラ

潅仏会で水を注ぐのはなぜ?  これも甘露の水をそそがれた故事にもとづきますが、水をそそぐ行為は灌仏会に唱えられる偈に「浴仏偈」というものの中にこのように説かれています 我れ 今もろもろの如来に灌沐し奉る 淨智をもって荘厳し給える功徳聚なれば...
花まつり

花まつりの由来

花まつり」の発祥の地はドイツ??  どうして 「花まつり」と呼ばれるようになったのでしょうか?  これはそんなに古くなく明治時代末頃から使われたようです。  明治34年(1901)4月ドイツで留学中の僧侶と学生達がベルリンのホテルで金屏風の...
お釈迦さま講座

第3回「王子の結婚」

心優しい王子  人間だけでなく、神さまや、小鳥や犬、猫・・・また、草木といった、小さな命にまで祝福されながら生まれてきたお釈迦さまですが、かわいそうなことに、お母様のマーヤ夫人は、生まれて7日目に亡くなられてしまいます。  そこで、マーヤ婦...
花まつり

お釈迦さまの誕生とその伝承

お釈迦様の誕生  お釈迦さまはルンビニー園(現在のバスティ地方のドゥルハの東北、ネパールとの国境に近いパダリヤという村)というところで誕生されました。  のちにはアショーカ王の石柱が発見されていますが、その石柱には ・・・神々に愛せられ温容...
花まつり

「花まつり」って何?

4月8日は「花まつり」  旧暦4月8日のお釈迦さんの誕生日を祝う法会の事で、灌仏会、仏生会、浴仏会とも称されます。『日本書紀』では推古天皇14年(606)の条に、 「この年より初めて寺毎に、四月八日、七月十五日設斎す」日本書紀 とあり、お盆...