4月8日は花まつり。お釈迦さまのお生まれになられた日です。
亀岡もそうですが、地域によってはひと月遅れ(旧暦の4月)の5月8日に実施するところもあります。
花まつりでは、お寺でお釈迦さまの誕生仏を花御堂にお祀りし、甘茶を注ぐなどの行事が行われます。
今回の特集ではそんな「花まつり」をとりあげます。
天上天下唯我独尊
すべてのいのちが素晴らしい 「天上天下 唯我独尊」 お釈迦さまの誕生を象徴している言葉です。 この世に生まれたものは、それぞれに代えることのできない尊い命を持っています。 自分にとって大事な命、それは他の人にとっても同じ事、互いにそれを尊重...
「花まつり」にまつわるエトセトラ
潅仏会で水を注ぐのはなぜ? これも甘露の水をそそがれた故事にもとづきますが、水をそそぐ行為は灌仏会に唱えられる偈に「浴仏偈」というものの中にこのように説かれています我れ 今もろもろの如来に灌沐し奉る淨智をもって荘厳し給える功徳聚なればなり五...
花まつりの由来
花まつり」の発祥の地はドイツ?? どうして 「花まつり」と呼ばれるようになったのでしょうか? これはそんなに古くなく明治時代末頃から使われたようです。 明治34年(1901)4月ドイツで留学中の僧侶と学生達がベルリンのホテルで金屏風の前で誕...
お釈迦さまの誕生とその伝承
お釈迦様の誕生 お釈迦さまはルンビニー園(現在のバスティ地方のドゥルハの東北、ネパールとの国境に近いパダリヤという村)というところで誕生されました。 のちにはアショーカ王の石柱が発見されていますが、その石柱には ・・・神々に愛せられ温容ある...
「花まつり」って何?
4月8日は「花まつり」 旧暦4月8日のお釈迦さんの誕生日を祝う法会の事で、灌仏会、仏生会、浴仏会とも称されます。『日本書紀』では推古天皇14年(606)の条に、「この年より初めて寺毎に、四月八日、七月十五日設斎す」日本書紀とあり、お盆ととも...